2023年10月23日発売のメダリスト9巻のあらすじ、感想、見どころを紹介します。
あらすじ
9巻では、全日本選手権の続きです。とうとういのりちゃんが登場します。
光の影響
会場中を大歓声で沸かせた光の後の出場者は、どんなに平静を装っていても見えない力が働いてしまいます。
美玖はこの全日本が最後の試合。いままでの成果を洸平とジュナと三人で見せよう。その想いで演技をしますが、冒頭のジャンプから失敗してしまいます。落ち着いてリカバリーを試みますが、その後もあまりかみ合わず…
それでも美玖は最後まであきらめず滑りきるのでした。あっけなく終わってしまったことを受け入れられない美玖ですが、これからも美玖が輝ける場所があるというジュナの言葉に美玖はまた頑張ろうと思えるようになるのでした。
いのりの挑戦
いよいよいのりの出番です。4回転ジャンパーとのことで観客も大注目。いつものルーティーンで金メダルを取ってくると宣言し、リンクに中央に向かいます。
冒頭4回転サルコウ+2回転トウループをしっかりと着氷してみせ、観客の度肝を抜きます。まだまだ!とばかりに、続いて単独の4回転サルコウを決めます。一気に光に迫るいのり。
直前の光の演技を受けて点数が足りないいのりは、演技構成を変更していたのでした。まだ安定はしていない3回転ルッツを入れるものの、転んでしまいます。それでも最高の笑顔を見せながら司仕込みのステップシークエンスで観客を魅了します。今大会まだ誰も成しえていないレベル4を本気で取りに行くと決めていたのでした。
要素をすべて完璧にトレースして見せノービスでレベル4が取れると会場もざわつきます。しかし、それでも点数が足りないと感じているいのりは直前の構成変更でもいれていないはずの最後のジャンプで3回転アクセルを着氷してみせるのですが…
結果
表彰式、1位は光。2位、3位にいのりの姿はありません。最後のジャンプ3回転アクセルが回転不足でダウングレード(2回転扱いかつ大幅減点)となってしまったため、いのりの順位は4位。この先戦っていくにはこれではだめだと実感した司はルクス東山から離れることになるのですが…
感想
いのりちゃん…!よかったよ~よかったのにっ!惜しかったよぉ…光ちゃんのライバルとなる選手が現れたことを世間が認識した瞬間だったと思います。
全世界私に賭けろよ!といういのりちゃん強い。やっぱり司先生がスケート選手でなく、コーチになったことを後ろめたく感じているんだね。強くいることで司先生にその恩を返せるというか…二人とも思いあっていて心がキュッとなります。
光ちゃんやすずちゃんですら取れなかったステップシークエンスレベル4。やはり司先生はすごすぎませんか…?アイスダンスの出身だからって教え子をいきなり全日本選手権で入賞できるほどに育てることができるなんて。この先もいのりちゃんの先生でいてくれるんだよね…?
今回は光ちゃんに負けてしまったけれど、この大会でついにトップ選手の仲間入りを果たしたいのりちゃん。ほんとに爆速で成長してますね。
次巻からはノービスの舞台からジュニア編に突入です。闘うメンバーも変わってくるでしょうしますます楽しみです!
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